次回 岩崎勉強会 9/20(日) 10:00~12:00

例え話の作り方

例え話の作り方

どうもトマトマンです。
前回は「例え話をうまく使うには?」と言う記事を書きましたが、
今回は例え話のストックを増やすためのコツを紹介したいと思います。

例え話を作る時の3つのポイント

例え話を作る時にはポイントというのがあります

①誰かの例え話を違う場面で使ってみよう
②物事を本質まで掘り下げてイメージを膨らませよう
③アンテナを張ろう

これらのポイントを詳しくみていきましょう

1.誰かの例え話を違う場面で使ってみよう

何か新しいことをするに手っ取り早い方法は「加工」です。
要するに既存の「例え」を使う場所を変えてみれば良いのです。
では、今ある例えを使って、どんな場面で使えるかを考えてみましょう
例え話を1番使うのは間違いなく芸人さんです。そこでまず芸人さんの例えを見てみましょう

明石家さんま
モデル:「私の親すごくお金持ちなんですよ」
さんま:「資産いくらぐらいなんや?」
モデル:「数十億ぐらいですかね。でも、兆は持ってないですよ」
さんま:「いや、兆持ってるの豆腐屋ぐらいやろ」

フットボールアワー後藤
他の芸人さんがギャグで滑った後に
後藤:「お前よくそんなギャグ出せたな。陶芸家やったら割ってるやつやで!」

とてもうまい例えですよね。
これらの例えを自分だったらどこで使うのかを考えてみてください。

後藤さんのツッコミであれば
・吹奏楽部で隣のやつが変な音を出したとき
・奥さんのご飯がまずかったとき
・部下の資料がひどかったとき

このようにもともとある例えを違う場面で使ってみましょう。

2.物事を本質まで掘り下げてイメージを膨らませよう

例え話に重要なことは物事の「核」の部分を理解することです。
前の後藤さんの文を例にしてみると

「お前よくそんなギャグ出せたな。陶芸家やったら割ってるやつやで!」
というのは「駄作」「失敗」という部分を発展させているのです。

みなさん「いろいろな駄作の処分の仕方」で思い浮かぶものを上げてみてください。

・料理だったら三角コーナー行きだぞ(料理)
・それだとベンチにも入れないな(野球)
・違う方向行き過ぎて隣のグリーンに乗ってるな(ゴルフ)
・猪木vsアリ戦ぐらい盛り上がらないな(プロレス)

など「駄作」や「失敗」などからイメージをすると、いろいろな分野の例文が出てきます。
1つのことからイメージを膨らませて、様々な分野で応用してみてください。

3.アンテナを張ろう

例え話を作るには広く浅い知識が必要になります。
でも、ここで大切なのはそれほど詳しい知識はいらないということです。
そこで効率よく情報を収集するコツを2つほど紹介します
Ⅰ.ニュースを見る
Ⅱ.伝えたいことから逆算して調べる

Ⅰは簡単なことで「最近のトピックは誰でも知っていて、手に入れやすい情報」ということです。
黙っている人に対して「貴乃花みたいにするなよ」とか
「人の意見はころころ変わる」ということを伝えるときに野球の大谷を例にして挙げるときは相撲や野球を知らない人でもすぐに使えます。

Ⅱに関しては、伝えたいこと、例えば「失敗」から情報を収集すればよいのです。
僕は全く釣りとかはしませんが、釣りのことで伝えたかったのならば釣りでよくある失敗を探していけば良いのです。
要するにピンポイントの情報だけ収集するのです。

このようにいろいろな分野にアンテナを張ることで、1つの物事に対して沢山のたとえを作るようになります。

まとめ

今回のポイントは

①誰かの例え話を違う場面で使ってみよう
②物事を本質まで掘り下げてイメージを膨らませよう
③アンテナを張ろう

頑張って自分の例えを作ってみてください。