実行期を維持期に移行させるには
こんにちはトマトマンです。
前回の記事からの続きです。
ここからが本番と言っていいでしょう。
基本的には行動しないと始まりませんからね。
実行期の3つのポイント
実行期で大切ポイントを3つあります。
それは
①0.0001%でいいから毎日やる
②より具体的な計画を立てる
③目的を達成することではなく、続けることを目標にする
以上です。これにつきます。
簡単でしょ?
でも、なかなかできません。びっくりするほどできません。
では、なぜできないのでしょうか?
1-1.00001%でいいから毎日やる
行動変容(習慣化)の最終目標は「意識下から無意識下にもってくる」ということです。
少しわかりにくい表現ですが、簡単に言うと歯磨きです。
みなさん歯磨きは意識して行っていますか?
大体の人は無意識にやっていることでしょう。これが習慣化というものなのです。
では、なぜわれわれは歯磨きを無意識のうちにやっているのでしょうか。
それは毎日やっているからです。
小さい頃からずっと、ずっと。子供の頃は歯磨きが嫌いだった人もいつの間にか無意識のうちに歯磨きをするようになっていますよね。
そう。行動変容のポイントは「とりあえず毎日やること」なのです。
でも、毎日やるのって難しいですよね。それはどんな理由があるのでしょうか。
1-2.毎日できない理由
これは感情面が大きいのです
大体この2つの感情でしょうか
①「こんなんじゃいつまでたっても目標達成しないよ」
②「今日は~だったからしょうがないか」
どうでしょう。当たってませんか?
1-2-1.「こんなんじゃいつまでたっても目標達成しないよ」
人間って欲深いですね。本当にそう思います。
最初は「少しずつ毎日やれれば良い」と思っていても、いつのまにかこの感情が出てきます。
このパターンの人はこんな流れをたどっているんじゃないでしょうか。
いつもの自分をイメージしてみてください。
少しずつ実行する→①の気持ちになる→実行スピードを上げすぎる→疲労がたまる(楽しくなくなる)→やめる→数ヶ月後に最初に戻る
よくありますよね。気持ちはよくわかります
ここでやめてしまう原因の根源は結果を焦っていることです。
結果を焦ると楽しくなくなって習慣化する前に大体の人がやめてしまいます。
1-2-2. 「今日は~だからしょうがないか」
仕事でしょうか?飲み会でしょうか?デートでしょうか?
感情は違いますが、これも原因はほとんど①と一緒です。
ここでもいつもの失敗をイメージしてみてください
結果を焦る→毎日やる量が多くなる→イベントがあったときに時間がなくてできない→やらなくなる
結局このパターンも一日にやる量が増えたことが原因でしょう。
そう、これも元をたどれば結果を焦った結果なのです。
2.より具体的な計画を立てる
早速ですが、ここで皆さんに質問です。以下3つの計画のうち自分がやっている姿をイメージしやるいのはどれでしょうか?
①「今年は本を読めるようになる」
②「1ヶ月に1冊本を読む」
③「毎日5ページ本を読む」
どうでしょう?
大体の人は③を選ぶと思います。しかし、意外とこのような具体的な計画を立てない人が多いのです。
このようにより具体的な計画をたてて、自分がやっている姿がイメージできるようにしましょう。
他の例では、ダイエットだったら「1ヶ月で5キロ落とす」ではなく「1日お菓子は1個にする」とか。
運動だったら「1ヶ月で10km走る」ではなく、「1日5分走る」とか。
3.目的を達成することではなく、続けることを目標にする
人はどうしても目標を「お金持ちなる」とか「社長になる」という目的にしてしまうことが多い。
そのような目標にしてしまうと何をすればいいのかをイメージしずらいのです。
そこで、2で述べたように具体的な目標を立てて、「続ける」ということだけを意識してください。
だから、空き時間にできること、そしてどんなに忙しくてもできることをやってみてください。
まとめ
実行期を維持期に移行させるには
①0.0001%でいいから毎日やる
②より具体的な計画を立てる
③目的を達成することではなく、続けることを目標にする
今回はこの3つのことを伝えました。
だまされたと思ってやってみてくださいね。